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全国遺跡報告総覧:遺跡発掘調査報告書のデジタル化、インターネット発信

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「遺跡データを詳しく記録した発掘調査報告書をデジタル化し、インターネットで発信する取り組みが広がりを見せている。島根大が事務局を務め、国立文化財機構奈良文化財研究所のホームページ(HP)で公開する全国遺跡報告総覧」がそれです。(中国新聞「遺跡発掘報告書ネット配信進む」2016年3月1日付記事)、以上・以下「」内は同記事からの引用。

従来の遺跡発掘調査報告書は、「発行部数は、国庫補助の関係で上限300部(必要に応じて500部まで)。流通範囲が限られ、全国の報告書を網羅的に読むのは難しかった」。それらをデジタル化してネット公開することで、「地域間の比較研究などに活用でき、新たな成果も期待できる」(島根大学図書情報課)としています。

「国も、印刷物での報告書発行を求めてきた」。しかし文化庁でも、「「国もあらためてデジタル技術の活用について方向性を出す時にきている」と語り、近く検討に入る考えを示した」ということです。

「東日本大震災で印刷した報告書が失われたケースもあり、大規模災害に備えたデータ管理が課題に上る」ともしています。

現在の報告総覧(約16,000件)は、各報告書をPDF化したもののようです。これをEPUB(リフロー型)で作成すれば、iPhoneなどでも気軽に閲覧できることになり、専門家はもちろんのこと一般のアマチュア考古学者の利便性も格段に増すことでしょう。

せっかく貴重な資料をデジタル化するのであれば、EPUB形式も視野に入れていただきたいものです。

その他、地方の図書館に眠っている郷土史に関する様々な資料をデジタル化(EPUB化)すれば、相互閲覧の利便性は飛躍的に高まり、郷土史研究の質は大幅にアップするのではないでしょうか。

公開日時: 2016年3月2日 @ 21:57:01

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